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双極性障害はうつとは違う。具体的な違いって?

query_builder 2022/02/01
コラム
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双極性障害は躁うつ病とも呼ばれるため、うつ病と似た病気だと認識している方も多いでしょう。
しかし、双極性障害とうつ病は性質から治療法まで異なります。
そこで今回は、双極性障害とうつ病との違いについてご紹介します。

▼双極性障害とは
双極性障害は、気分が高まる状態(躁状態)と気分が落ちてしまう状態(うつ状態)が繰り返し現れる症状です。
気分が高まったり、落ち込んでしまうのは誰にでもあることですが、双極性障害は差が激しく日常生活が困難になるほど影響を与えてしまいます。
躁状態のときは、睡眠時間が少なくても大丈夫・1人で一方的に話し続ける・ちょっとしたことで怒りっぽくなる・落ち着かない・大きな買い物やギャンブルをするなどの症状が見られます。
うつ状態のときは、物事への興味関心がなくなる・表情が乏しくなる・体調が悪くなる・気分が落ち込むなどの症状が見られます。

▼うつ病との違い
うつ病は主に気分の落ち込みだけが見られます。
うつを改善するためには、抗うつ薬を使うことが多くなります。
しかし、双極性障害は躁状態のときに抗うつ薬を使ってもあまり効果はないです。
場合によっては躁状態をさらに高めてしまうので注意しなければなりません。
そのため気分安定薬や抗精神病薬を使い、気持ちを安定させ症状を抑えます。

▼まとめ
今回は、双極性障害についてとうつ病との違いについてご紹介しました。
両者は症状も治療法も気になるので、覚えておきましょう。

また当相談所は、臨床心理士などの専門家がカウンセリングをおこなっています。
誰にも言えない悩みや辛い思いを抱えている場合は、ぜひご相談ください。

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